赤ちゃんの便秘解消 - 固いうんち 乳児の便秘

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うんちの回数

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子育て中のお母さんにとって、赤ちゃんのうんちのお世話は大切なお仕事の1つです。もし赤ちゃんのうんちに少しでも異常を感じたら、よく健康状態を観察して原因を考えてあげましょう。

中でも、最近うんちの回数が少なくなった、ここ数日うんちがない、という場合は赤ちゃんの便秘が疑われます。赤ちゃんだって便秘になります。決して珍しいことではありません。

とはいえ、回数が何回以下なら便秘、のように便秘は一概に数字で表せるものではありません。赤ちゃんにも個人差があるので、うんちのリズムはそれぞれです。普段からうんちのリズムをよく理解してあげることが大切です。

 

乳児のあいだは1日に10回くらいうんちをすると言われています。赤ちゃんによってはそれより多かったり少なかったりするでしょう。また、成長するとしだいに回数は減ってくると思います。

しかし大人でも1日1回の排便が健康とされるので、3日もうんちがないようでは、少し便秘気味と考えて良いかもしれません。

便秘かなと思ったら、うんちの回数の他にも、いろいろなところをよく観察してあげましょう。


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いろいろな症状

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便秘の場合、うんちの回数以外にもいろいろと関連した症状が出てきます。チェックポイントを順にあげてみましょう。

便秘を疑うきっかけは、うんちの回数とともに、便の固さです。便がおなかの中に長くあるため、水分が吸収されて固くなります。ころころした固いうんちが便秘の合図になります。

そういう場合、赤ちゃんの機嫌を見ましょう。便秘の時は赤ちゃん自身も不快感が募っているので機嫌が悪くなるはずです。赤ちゃんの機嫌は症状の重さを量るものさしです。

次に、食欲を確かめましょう。赤ちゃんが便秘の場合、お腹に便が溜まっているため、自然と口から食べる量が少なくなってきます。便秘が原因で食欲がなくなることが考えられます。

 

より具体的なのは、排便の様子です。うんちをするたびに激しく泣いたりはしませんか。便秘気味の赤ちゃんがうんちをするときは、便が固くなっているので、おなかや肛門が痛みます。固い便で肛門が切れてしまう場合もあります。排便に痛みが伴う場合、赤ちゃんが排便をこわがってよけいにうんちをしなくなることもあります。

ひどくなると、おなかが固く張ってしまいます。外から見てもわかるくらいぽっこりおなかが膨れていたり、触るとおなかの中に固いうんちがあるのがわかったりします。ここまでくるとかなり重症の便秘といえます。

また、便秘がひどいと嘔吐してしまう場合もあります。赤ちゃんの吐き気は、それほどおなかが気持ち悪いというサインです。すぐに病院へ受診した方がいいでしょう。


危ない場合は病院に

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赤ちゃんの便秘がひどい場合は、迷わず病院へ連れて行ってあげましょう。

病院へ連れて行って悪くなることはありません。お医者さんから信頼できる話を聞き、治療してもらいましょう。

特に、生後間もない乳児はただの便秘ではなく身体そのものに何か異常がある場合もあるので、特に気を遣ってあげましょう。極端な話、肛門が塞がっていて便が出ない、ということもあるのです(普通は出産後退院する前にわかります)。

 

病院で受診するときは、症状を具体的に説明できるようにしておきましょう。

まず「普段はこれくらいのペースだけど、ここ○日間うんちが出ていません」と回数を述べます。そして上のチェックポイントに沿って、気づいたことや気になることを言いましょう。便秘に限ったことではありませんが、病院に赤ちゃんを受診させるときは自宅で気づいたことをメモにしておくとわかりやすいですね。


軽い便秘への対処法

しかし、便秘は基本的に自宅で対処することができます。対処方法をご紹介しますので、あれこれ試してあげましょう。

便秘に対して最も即効性があるのは、やはり浣腸です。薬局で10ccの子ども用イチジク浣腸が売っていますが、赤ちゃんの場合はその半分の5ccくらいでもいいでしょう。

 

もうすこしソフトなのは綿棒浣腸と呼ばれる対処法です。綿棒で肛門を刺激して便意を誘ってあげる方法です。肛門のやや上のあたりを押さえたり、肛門の中に綿棒の先を差し込んでクリクリ動かしてあげます。固いうんちが詰まっているのが見える場合は、掻き出してあげるといいでしょう。綿棒浣腸をするときは、便が飛び出てもいいようにオムツでカバーしてやりましょう。

 

おなかを動かすマッサージも有効です。おへそを中心に「の」の字を描くように、時計回りでおなかをさすってあげましょう。また、まだ活発には動けない生後数ヶ月の頃には、足を前後に動かしてあげるのも効果があります。両足を持ち上げて、左右交互に、前後にゆっくりと動かします。

口から飲むものでは、意外かもしれませんが、糖類が便を柔らかくしてくれます。昔から便秘の解消法には砂糖水を飲むというものがあります。果汁に含まれる果糖も効果があります。

 

薬局でも麦芽糖が売ってあったりするもので、糖類、特にオリゴ糖による便秘の解消は手軽で効果的です。お砂糖も果糖も麦芽糖もどれもオリゴ糖の一種で、最も単純な構造をしているもの(二糖類)です。最近では天然成分のオリゴ糖が便秘の解消に良いとして作られています。オリゴ糖腸内有用菌の活性化にも繋がるため、最後にも紹介しています。

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生活習慣で便秘解消

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便秘には体質的なこともあります。そのときの対処よりも、予防を大切にしたいものです。毎日のちょっとしたことで予防できたら嬉しいですね。

1つに、生活リズムを整える、ということがあります。乳児でも生後3ヶ月くらいからはだんだんと生活のリズムが出てきます。毎日決まった時間に寝て、決まった時間に食べて、日中は適度な運動をするよう心がけましょう。トイレをする時間が定まってくると、便秘の心配はぐっと減ります。

 

もう1つ基本的なことは、食事を調整してあげることです。栄養バランスに気をつけることはもちろんですが、乳児の場合はミルクや母乳が不足しても便秘の原因になります。授乳回数やミルクの量を増やしたりしてあげましょう。特に母乳で育てている場合は、お母さん自身が母乳の出が減っていることに気づかないこともあるので注意が必要です。

 

離乳食を食べるようになると、大人と同じで野菜に含まれる繊維類がおなかの調子を整えて便秘の予防になります。但し、赤ちゃんは消化機能が弱いので、やわらかくしたものを与えてあげましょう。甘いサツマイモは赤ちゃんでも食べやすいようです。

また先に述べた糖類も、便を柔らかくして便秘を予防することができます。離乳食にときどき果汁を入れてあげるのもいいかもしれません。しかし糖類は、あまり摂取しすぎるとカロリーが高くなるという問題があります。

 

その点、天然オリゴ糖はもともと低カロリーな上、体内に吸収されないため、実質的なカロリーがほとんどないとされています。便秘の解消に効き、整腸効果があって、安全です。ミルクに溶かせば乳児にも食べさせることができますし、母乳の場合はお母さんが飲むことで母乳にも効果が現れるようです。便秘気味の赤ちゃんには優しい食品なので、試してあげてはどうでしょうか。


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